ウィッグ用ブラシって本当に必要?選び方とおすすめのブラシ6選!

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放置しているとすぐに絡まってしまうウィッグ。そんなウィッグのケアには、ブラシが欠かせません。しかし「どんなブラシを使えばいいんだろう?」とお悩みではありませんか?

この記事では、今までに100種類以上のウィッグを普段使いしてきた私が、ウィッグ用ブラシの選び方とおすすめの商品を紹介します。

目次

ウィッグ用ブラシは本当に必要?普通のブラシとの違いは?

「ブラシなんて普段地毛に使っているやつでいいんじゃない?」と思ってはいませんか?

普通のブラシでウィッグをブラッシングすると、静電気で毛材が絡んでしまったり、傷んだりすることがあるんです。そのため、ウィッグを長く使いたいならウィッグ用ブラシを使うのがおすすめです。

あすか

静電気はウィッグの敵!スタイルがキマらないだけでなく、切れ毛や傷みの原因になるので、ウィッグ用ブラシを使ってケアしましょう!

ウィッグ用ブラシって普通のブラシと何が違うの?

ウィッグ用ブラシには次のような特徴があります。

ウィッグ用ブラシの特徴
  • 静電気や摩擦を抑え、ウィッグを長持ちさせる
  • ピンの本数が少なく目が粗いので、毛が絡まりにくい
  • ピンの先端が尖っていないので、ウィッグを傷めにくい

ウィッグ用のブラシは、静電気が発生しにくい作りになっています。ブラシのピン自体が金属で作られているものや、プラスチック製のピンに静電気抑制加工が施されたものなどがあるんですよ。

また、ブラシのピンも地毛用のブラシに比べると少ないものが多いです。ウィッグのブラッシングに適した間隔でピンが生ええているので、絡まりをスムーズにほどくことができます。

あすか

ピンの先端も丸まっているから、ウィッグネットを引っかけて破損する心配も少ないよ!

ウィッグ用ブラシの選び方


それではウィッグ用ブラシの選びのポイントをチェックしていきましょう!

タイプで選ぶ


ウィッグ用ブラシは、形状により大きく次の4つのタイプに分けられます。

  1. クッションブラシ
  2. 立体ブラシ
  3. コームブラシ
  4. 折りたたみ式ブラシ

それぞれの特徴を確認しておきましょう。

1.クッションブラシ

クッションブラシは、ピンの根本がクッション状になっているのが特徴。持ち手があるため握りやすく、軽い力でササッとブラッシングできます。

ウィッグ用のクッションブラシは、金属製のピンが採用されたものが多く、静電気が発生しづらくなっています。

ピンもクッションにガッチリ固定されているわけではなく、ゆるめに固定されているため、ブラッシング中の抜け毛も少ないんですよ。

ウィッグにも優しいので、ウィッグへのダメージをなるべく抑えたい人におすすめです。

2.立体ブラシ

持ち手のない立体形状が特徴的なブラシ。握りこむことでブラシにかかる力が分散されるため、軽い力でスルスルとブラッシングすることができます。

目は細かく見えますが、長いピンと短いピンが組み合わさった構造になっているため、毛量の多いウィッグでもスムーズに絡まりをほどけるんですよ。

ピンも柔らかく、ウィッグへの負担が少ない所も◎

3.コームブラシ

コームブラシは、ピンが一列に並んだ平面的な形状のブラシです。持ち手の有無や、目の細かさでいくつかの種類に分けられます。

持ち手の先が細いものはテールコームと呼ばれ、髪の毛を取り分けやブロッキングに活躍します。ウィッグのヘアアレンジやスタイリングに便利ですよ。逆毛を立てるのにも使えます。

価格もクッションブラシや立体ブラシに比べると安いものが多いので、ヘアアレンジなどを行うなら1本持っておいて損はありません。

4.折りたたみ式ブラシ

折りたたみ式ブラシは、コンパクトに持ち運べるのが魅力。ポケットや鞄に入れておけば、いつでもどこでもウィッグを整えることができます。

あすか

屋外でウィッグを使う場合には、持っておくと安心だね!

静電気が気になるならブラシの材質をチェック!

ブラシの材質によって、ウィッグの静電気の起こりやすさが変わってきます。静電気を抑えたい場合には、金属製のピンが使われているブラシを選ぶのがおすすめです。

プラスチック製のウィッグ用ブラシは、金属製のものに比べると静電気が発生しやすく、ウィッグの毛材を傷める要因になるため注意が必要です。

とはいえ、プラスチック製のウィッグ用ブラシでも、静電気の発生を抑える工夫が施された製品もあります。ポリプロピレンやナイロンなどのプラスチック製ブラシを選ぶ際には、静電気除去効果の有無を確認しておくとよいでしょう。

あすか

ウィッグ用のスプレー・ミストなどを使ってブラッシングをするのも効果的だよ

ブラシの目の粗さで仕上がりが変わる

ブラシの目の粗さにも注目してみましょう!カールやウェーブがかかったウィッグでは、ブラシの目の粗さで仕上がりが変わってくることもあります。

カールウィッグのブラッシングに目の細かいブラシを使うと、ふわふわの柔らかい仕上がりになります。目の粗いブラシだと、カールを残しながら整えることができますよ。

ストレートウィッグでは、目の粗さが見た目に影響してくることはあまりありません。ただ、絡みがあると、目の細かいブラシは通りにくいため、使いづらいこともあります。

ブラシのサイズで選ぶ

ブラシのサイズ選びも重要なポイントです。

大きなブラシでは、1度にブラッシングできる範囲が広くなります。たくさんの毛束をとらえられるため、ロングウィッグやカールウィッグには特におすすめです。

小さめのブラシは、ピンが少ないため1度にブラッシングできる範囲は狭いですが、そのぶん絡みづらいのがメリット。また、コンパクトなので持ち運びにも便利です。

あすか

ウィッグや使用シーンに合わせて、複数のブラシを使い分けるのが一番かも。

ウィッグケアのセット商品を選ぶのもおすすめ!

ウィッグ店では、ウィッグのケアセットを取り扱っている場合があります。

ブラシ単品での購入よりお得に買える場合も多いので、他にもウィッグスタンドなども必要なアイテムがある場合には、ぜひチェックしてみてください。

引用:リネアストリア公式サイト
あすか

リネアストリアのスターターセットは、ブラシ・スタンド・ケアエッセンス・巾着の4点セットで通常価格2,100円。

しかし、フルウィッグとの同時購入なら、1,200円になるのでかなりオトクです。

ウィッグ用ブラシのおすすめ6選

ここからは、おすすめのウィッグ用ブラシを紹介していきます。

1.タングルティーザー コンパクトスタイラー

タングルティーザー コンパクトスタイラー
タイプ立体ブラシ
価格2,530円
素材本体 : ポリプロピレン
ピン : 熱可塑性ポリエーテルエステルエラストマ

タングルティーザーは「ブラッシングするだけで髪がサラサラになる!」とSNSでも話題になったイギリス生まれのヘアケアブラシです。

ウィッグ用に作られたものではありませんが、公式サイトではウィッグ・エクステのお手入れも推奨されています。

タングルティーザーのすごいところは、なんといっても絡みがスルスルとほどけるところ!特許を取得した長短二段構造のピンのおかげで、絡まりがちなロングウィッグも驚くほどサラサラの仕上がりなんです!

人間工学に基づいた握りやすい形状で、無理な力をかけずにブラッシングできるため、摩擦による静電気も発生しづらくウィッグにも優しいんですよ。

ブラシ部分を保護するカバー付きだから、持ち運びにも便利!カラーが豊富なのも魅力。

あすか

私のイチオシです!特にロングウィッグを使っている人におすすめ。一度使ったら手放せません。

2.ナバーナ クッションブラシ(EXTEBRS)

ナバーナ クッションブラシ(EXTEBRS)
タイプクッションブラシ
価格1,980円
素材本体:プラスチック
ピン:ナイロン
クッション:天然ゴム

ウィッグショップ・ナバーナ(NAVANA)のクッションブラシです。

世界中の美容師に愛用されているデンマンブラシを開発したイギリスのデンマン社が製造しているため、その性能は折り紙付き。

ブラシの軽さと柔らかさにこだわっており、ウィッグがふんわり自然な形に仕上がります。ブラッシング後の手触りも抜群ですよ♪

ピンには抜けがよいナイロンを採用しているので、優しいブラッシングが可能。エクステンションをつけたヘアスタイルにも使えます。

3.リネアストリア ウィッグ専用ブラシ

リネアストリア ウィッグ専用ブラシ
タイプクッションブラシ
価格400円
素材本体:プラスチック
ピン:金属
クッション:ゴム

人気のウィッグショップ・リネアストリアのウィッグ専用のクッションブラシです。

ピンは、静電気の発生を抑える金属製。摩擦を軽減し、ウィッグへの負担を減らしながらキレイに整えることができます。ウィッグに最適なピンの間隔になっているので、どんなウィッグもスムーズにブラッシングできますよ。

シンプルなデザインで、大きさもちょうどよく使い勝手がよいので、ウィッグ初心者にもおすすめです。

価格が400円と手頃なのも嬉しいポイント。ブラシ単体購入だと送料がかかりますが、ウィッグと一緒に購入すると送料無料になるので合わせ買いがおすすめです。

4.アクアドール ウィッグ用ブラシ[wgbr001]

アクアドール ウィッグ用ブラシ[wgbr001]
タイプクッションブラシ
価格363円
素材本体:プラスチック
ピン:金属
クッション:ゴム

アクアドールのクッションブラシ(小サイズ)です。金属製のピンのため静電気が発生しづらいだけでなく、ピンの本数も少ないので、髪が絡みづらいんですよ。

クッションブラシとコームブラシの中間のようなスリムな形で、使い勝手は良好!前髪などの細かい部分を整えるのに重宝します。

持ち手の先端が細くなっているのもポイント♪分け目の変更など、アレンジの時にとっても便利なんですよ。尖りすぎていないため、ウィッグにひっかけてしまう心配も少なく安心して使えます。

コンパクトなので、持ち歩きにもピッタリです。価格が手ごろな点も嬉しい!

5.タングルティーザー バックコーミング

タングルティーザー バックコーミング
タイプコームブラシ
価格2,200円
素材本体:クラスティンPBT樹脂
ピン:熱可塑性ポリエーテルエステルエラストマー

ウィッグのブラッシングはもちろん、ヘアアレンジも行う予定なら、タングルティーザーのバッグコーミングがおすすめ。

長短ピンが交互に5列並べられた特徴的な構造は、逆毛を立てやすいように計算されたものなんですよ。持ち手の先端は細くなっており、毛材の取り分けやブロッキングに活躍します。

タティングティーザーの強みである、毛材への負担の少なさはもちろんコームタイプになっても健在。弾力性のあるピンなので、ウィッグを傷めにくくなっています。

「梳かす、すくう、取り分ける、逆立てる、整える」の5工程をこれ1本で行えるコストフォーマンスの高いコームブラシです。

6.サン宝石 うるさら美髪回転ヘアコーム

サン宝石 うるさら美髪回転ヘアコーム
タイプコームブラシ
価格252円
素材本体:プラスチック
ピン:鉄

可愛くて安いアクセサリーや雑貨で若い子を中心に人気のサン宝石。そんなサン宝石のうるさら美髪回転ヘアコームは、地毛用のアイテムですが、ウィッグにもおすすめです。

ピンがくるくると回転するので、髪に負担がかかりにくいんですよ。鉄製なので、静電気も気になりません♪

目も粗いので、カールウィッグなどをざっくり整えたいときにも重宝します。

ウィッグ用ブラシ選びのよくある質問

ウィッグ用ブラシに関するよくある質問をまとめました。

人毛のウィッグでもウィッグ用ブラシを使った方がいい?

人毛のウィッグでも、ウィッグ用ブラシの利用がおすすめです。 普通のブラシでは目が細かすぎてスムーズなブラッシングがしにくいです。

ウィッグ用ブラシ なら、静電気や摩擦を抑える効果もあるため、人毛の切れ毛や枝毛の発生が減ることが期待できます。

100円ショップのペット用の金属のブラシがウィッグに代用できるって本当?

ウィッグ用ブラシの代用品として、ペット用の金属ブラシを使うこともできます。ペット用の金属ブラシは100円ショップでも入手できますよ。

しかし、あくまでペット用であり、ウィッグにとっては静電気が起きづらいくらいしかメリットはありません。一時しのぎなら十分ですが、長く使うつもりならウィッグ用ブラシを買った方がよいでしょう。

ウィッグ用ブラシを地毛と兼用しても大丈夫?

ウィッグ用ブラシを地毛にも使うのはあまりおすすめできません。頭皮の皮脂や汚れが付着したブラシを再度ウィッグに使うとウィッグが汚れてしまいます…。地毛専用として使うのならば問題はありませんよ。

まとめ

ウィッグを少しでも長持ちさせたいなら、ウィッグ用ブラシを使いましょう!ウィッグ用ブラシには主に4つのタイプがあります。

ウィッグ用ブラシの種類と特徴
  • クッションブラシ :金属性が多いので静電気防止に!
  • 立体ブラシ :絡まりがスルスルほどける!
  • コームブラシ :ヘアアレンジにも活躍!
  • 折りたたみ式ブラシ :持ち運びに便利!

ウィッグの種類や、使用目的に応じて、ウィッグ用ブラシを選んでみてくださいね!

あすか

複数のブラシを使い分けるのもおすすめですよ。

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この記事を書いた人

ウィッグ大好き2児の母。
モットーはラクして楽しむ♪
普段使いに最適なウィッグを探し求め、ファッションウィッグから医療用ウィッグまで幅広く愛用しています。

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